ミセス・パッパラのシラフの日常

35歳で始めた禁酒をきっかけに、映えないけど光さす日常を満喫中

35歳に禁酒を始めて新たな人生を謳歌している中年ワーママが映えないけど満足した日々を綴ります。

〜都内で子育てするなら中学受験させたほうがいいのか? 〜その0

タイトルについて考えてみました。


このまま東京で育児をしていくことが予想される身には避けては通れない話題だと思ったので。

私自身は地方出身、地元の公立校を経て、偏差値目線でいうと都内の難関国立大に合格してます。

なので、進学だけを考えた場合、中高一貫校に思い入れがある立場ではなく、どちらかというと「子供によって合う合わないがあるし、親の私が覚悟をきめられないし、中学受験を無理してさせなくてもいいんじゃないか」派です。


そして、自分が難関国立大出身だけど、今そんなに恩恵のある暮らしをしてる訳でもないしな。。ということで、高学歴だからといってそれで一生安泰でもないし、むしろ職業意識とかそれ以外の部分を磨いた方がいいのでは、、と思っている派です。

 

そんな風に思っているものの、上の子は未就学児の今でさえ、大学の友人や保育園ママと集まると子供の中学受験の話題になるし、小学校の進学先は公立校ですが、半分以上が中学受験を選択するエリアです。

 

そう、昔からの友人、子供の友人の多くが中学受験を選択する環境。
こうした中で、「中学受験をする」「中学受験をしない」どちらの選択をするとしても、ある程度覚悟がいる選択なので、今のうちに自分の軸で調べて、最後は本人次第だけど、親である自分の方針は決めておこうかな、と思ったわけです。

 

以下のような構成で、中学受験をすべきか、しないかを検討していきたいと思います。

 

その1:都内に存在する公立・私立・国立(中高一貫・高校併設・高校のみ)それぞれの偏差値分布から考える

 
その2:実質倍率(入りやすさ)の点から検討する

その3:進学率(入ってからの進路)の点から検討する


その4:中学受験・高校受験それぞれの準備・費用と、過ごし方編

 

その5:東大出たけどただの人の母の結論

 

1~4については、ある程度前提を絞って考察します。


つまり、中学受験をする層は色んな理由で選択をするものの、高校卒業後の進学先として、大学進学を念頭に、しかもなるべく良い偏差値の大学に入学することを目的としている、と仮定します。


なので、考察自体も良い大学に進学するために、中学受験と高校受験で違いがあるのか、また私立と公立によって違いがあるのか、という点で考察しています。

 

そのため、偏差値も高校入試で
50以上の学校に絞って考察しています。

 

下記みたいな記事をみると、そもそも日本の大学に進学するって、どうなの?という感じですが、留学を第一前提として過ごせる家庭というのも少ない、というか我が家は現時点では日本で過ごす、が前提なので一旦現実的な線にそって分析しました。

さすがに国でも危機感を感じて鋭意改善していくはず、と信じたい。。けど信じれるのかな?

  

*ちなみに、下記スライド、最近新著も出てばかりですし、分かりやすいし、広い観点から子供の教育を検討できるのでおすすめです。

 

引用:シン・ニホン”. AI×データ時代における. ⽇本の再⽣と⼈材育成. 安宅和⼈

https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2017/inv2017_04_02.pdf

 

 考察に使った資料については、各章で引用します。
何か気づいた点などあれば、ご指摘ください。
分析の前提に影響を与えると判断する指摘については、修正して考察しますが、軽微と判断したものは、ご指摘だけ有り難く頂く場合もありますが、ご容赦ください。

では、早速考察していきます。

 

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