ミセス・パッパラのシラフの日常

35歳で始めた禁酒をきっかけに、映えないけど光さす日常を満喫中

35歳に禁酒を始めて新たな人生を謳歌している中年ワーママが映えないけど満足した日々を綴ります。

東京で家を買うシリーズ:その3 軽い気持ちで都内でマイホームを探し始めたら想像以上にメンタルやられている件

早いもので上の子6歳、今春小学校進学。下の子3歳。私は在宅勤務1年経過。

現在の住居は70平米程度の都内のマンション、そろそろ手狭になってきた。

この地域での暮らしのことは大分状況も理解できているし、割と住みやすいし、そろそろマイホームでも検討しようか。

そういう軽い気持ちで、手軽な戸建てで有名なOHに問合せを開始したのが2月。現在3月中旬。この1ヶ月強、予想以上にマイホーム探しは私のメンタルを浸食している。

まあ、理由は、一言でいえば金。手ごろな価格設定で有名なOHの物件でも、この面積で予算オーバー?この面積だと予算の30%上乗せ?

という感じで、全く自分たちの希望する予算で、希望する面積が手に入らない。

希望と現実の乖離が甚だしいという現実に直面する。

そうやって自分たちが希望するものが手に入らないとわかると、なんだか近所を歩いていてもいやらしい目で街をみてしまう。

「ああ、ここは大きい車も入るから、土地も高いんだろうな。」「この辺の古い家、取り壊して沢山売ってくれないかな。」「あの子達の家は10年前に買ってたからいい値段で変えて今は高くなっていていいな。」など、どんどんないものねだりかつ他人を妬ましくなるようなさもしい気持ちになる。そんな気持ちの時に、新聞や雑誌で社会課題を解決する起業家の記事などをみると、とてもみじめな気持ちになったりもする。

まあこういう、希望に対する現実の乖離に直面することで自分の身の程をいやというほど知って、他人と比べて自分と足りないところを余計意識してしまう、そういう思考がメンタルを削っていく。

そして、今後も紹介してもらえるよう不動産会社には愛想よく返事をしながら、やんわり毎回希望とは違う物件を断り続けることも、地味に辛い。

とはいえ、希望の家を手に入れるための予算アップは相当に自分たちにプレッシャーを与えることになると考えられ、決断できない。

そんな八方塞がりで、じゃあ株で一攫千金狙ってやるか!と在宅勤務中にサボってトレードするも、チキンな私は大博打もできず、却って売った直後に株が値上るなど、金金金という気持ちでは投資方針もぶれまくる。

 

いや、すごいなマイホーム買ってる人。こんな心の逡巡を乗り越えて決断をしたのか。

現実との折り合い、自分の優先項目・欲望をきちんと理解する、不動産と交渉する、決断する、家自体の安全性や資産性も考慮に入れる、結構なハードワークだわ。

それでマイホーム買った後に転勤とか、発狂ものだわ。だけど文句もいかず転勤とかいく人すごいわ。

 

土地の値段推移をみると、10年前から20%くらいあがってるんだよね。。100円のものだったら20%なんてたいしたことないけど、家だからね、この10%とか20%とかの上昇がマイホームをもちたい庶民にとってどれだけ痛いことか。。

 

あー、なんか買える範囲に下がってくれよー、買いたいよー、大切に住むからさ買える範囲の値動きになってくれよー。

 

なんか、うまくこんな状況だけど、頑張って乗り越えよう的にまとめたいが、まだまだそんな心境にもならず、現実を直視して折り合いをつけている状況は続いている。

とりあえず、子の小学校進学もあるし、少しおやすみをしよう。でもみちゃうー。

 

pappara84