すぐに手段が目的となってしまう現象にどう対処するか
ストレンクスファインダーによると、競争心が強い私は、自分の手になんとか負えてそこそこ自分の性にあっていると思われるタスクが与えられると、一刻も早くそれを終えようと猪突猛進に向かいがちになる。
本業の様々なタスクしかり、何かの目標のためにもっと欲しいと思って始めた投資しかり、住宅購入の検討しかり。
どれくらい猪突猛進になるかと言うと、普通は3日かかるタスクを1日で終えようと、昼休みを忘れるくらい、株式の検討をしはじめて、深夜まで起きて延々調査し続けるくらい。
エクセルで簡単なグラフや表を作るくらいの、難しすぎず、適度に考える部分と単純作業的に手をかけるバランスがとれるようなタスクが目の前にあると、ついつい没頭してしまう。
決して悪いことではない。悪いことではないのだが、この心地よい緊張感を感じている対象は、本当に自分がやりたいことなのか、そこに時間をかけるべきなのか、という不安がよぎることがある。
例えば、今日だとWTOトップについたナイジェリア出身のオコンジョイウェアラ氏の使命感や職務に対する圧倒的自信ある発言をみて。
小銭稼ぎや生活のための仕事をすること、それは全く卑しいことではない。ていうかそれがないと生きていけない。
だけど、やっぱり自分の青臭い思いと苦しいながらも向き合って、進んでいく、それもまた正しい気もするし、そういう作業を毎日積み重ねていかなければとも思う。