ミセス・パッパラのシラフの日常

35歳で始めた禁酒をきっかけに、映えないけど光さす日常を満喫中

35歳に禁酒を始めて新たな人生を謳歌している中年ワーママが映えないけど満足した日々を綴ります。

子供が優等生的行動をとらない場合に親が感じる弱者感とその対処法について

今年の4月に上の子が小学校に進学する。成長が嬉しい反面、大いに心配である。

自分を落ち着かせるために、何が心配なのか、じっくりと考えてみたい。

 

まず、上の子の性格や特徴面から。

・3月生まれかつ体質的に体が小さい。

・親がいないと物怖じすることがある。

・勢いにのると、結構活発になって、あまり言うことをきかない。

・嫌なことがあると、やや過剰に怒る、中々機嫌が直らない、泣き続ける。

・意外と大人の考えていることは繊細に機微に感じるし、結構辻褄があわないことについて積極的に指摘する。

 

 そして、私の小学校に対するイメージ

・保育園では割と一人ひとりの性格に合わせて決定ができたが、小学校はもう少し集団生活で、異論や規律の乱れは受け入れられにくい。

・慣れなかった場合、学校側が慣れるのを待ってくれたり、子供にあった過ごし方を検討してくれる、というよりも、合わせられない=悪いと決めつけられがち。

・保育園は、「健全な心身の発達のため、子どもの自主性を尊重し自由に育てたり、教育の中でも特に日常の生活習慣などの指導といった「保育」を行う「児童福祉施設」(親の代わりに就学前の子どもを保育する)」なのに対して、小学校は完全に教育機関なので、担任の先生の指導方針に合わない子供には辛そう。

 

まあ、要は場所見知り、繊細、でも結構我が強めの我が子が、小学校に馴染めず、かつ馴染めなくても誰にも寄り添ってもらえず、でも通ってもらわないと困る、という点に関して心配しているのである。

 

先日、入学前診断で、そういう不安が少し現実化した。

事前に我が子が認識していなかった耳鼻科、眼科、歯科の検診。検診を受けなければいけないと知るやいなや、泣き叫び、逃亡する我が子。見渡す限り他の子は普通に泣きもせずに列に並んで、大人しく検査を受けている。

誰も助けてくれないし、先生もなんなら「他の子が怖がっちゃいますから教室の外で泣いてください」といって、我が子を少々邪魔者扱い。

ちゃんと検査をうけるように、必死に我が子を説得する私。なんでこの子だけと。。

 

でもな、結局こういう状況で一番辛くなるのって、納得してない我が子を無理やり外部の圧力によって納得させないといけないことなんじゃないのか、と漸く我が子を授かって6年経とうとするこの時期に気がついてきた。

 

だから、我が子が小学校に入ってから、馴染めなくて、泣き叫んだり、小学校に行きたくない、学童に行きたくない、となったときに、子供を説得する前に自分も少し立ち止まって考えた方がいいな。

「この説得は、説得して子供がその状況を受け入れないと、この子が困るからなのか。それとも周りが皆そうだから、やったほうがいいと思うのか。それを受け入れてもらわないと、親である私が仕事をやめないといけないほど大変だからなのか。」と。

考えてみると、耳鼻科も眼科も普段生活で困っていることもないし、無理やりあそこで集団検診を受けなくても問題ないことであった。

 

学校に行きたくない、はずっと続くと困ることではあるけど、回数を決めてたまにゆっくり休むのはいいかもしれない。

 

出来るだけ、子供の意思を尊重する。尊重する余裕を親は捻出する。

それだけで、結構心の荷は軽くなるような気がしてきた。

 

よし、新小学生の皆に幸あれ!

 

 

pappara84