ミセス・パッパラのシラフの日常

35歳で始めた禁酒をきっかけに、映えないけど光さす日常を満喫中

35歳に禁酒を始めて新たな人生を謳歌している中年ワーママが映えないけど満足した日々を綴ります。

〜都内で子育てするなら中学受験させたほうがいいのか? 〜その0

タイトルについて考えてみました。


このまま東京で育児をしていくことが予想される身には避けては通れない話題だと思ったので。

私自身は地方出身、地元の公立校を経て、偏差値目線でいうと都内の難関国立大に合格してます。

なので、進学だけを考えた場合、中高一貫校に思い入れがある立場ではなく、どちらかというと「子供によって合う合わないがあるし、親の私が覚悟をきめられないし、中学受験を無理してさせなくてもいいんじゃないか」派です。


そして、自分が難関国立大出身だけど、今そんなに恩恵のある暮らしをしてる訳でもないしな。。ということで、高学歴だからといってそれで一生安泰でもないし、むしろ職業意識とかそれ以外の部分を磨いた方がいいのでは、、と思っている派です。

 

そんな風に思っているものの、上の子は未就学児の今でさえ、大学の友人や保育園ママと集まると子供の中学受験の話題になるし、小学校の進学先は公立校ですが、半分以上が中学受験を選択するエリアです。

 

そう、昔からの友人、子供の友人の多くが中学受験を選択する環境。
こうした中で、「中学受験をする」「中学受験をしない」どちらの選択をするとしても、ある程度覚悟がいる選択なので、今のうちに自分の軸で調べて、最後は本人次第だけど、親である自分の方針は決めておこうかな、と思ったわけです。

 

以下のような構成で、中学受験をすべきか、しないかを検討していきたいと思います。

 

その1:都内に存在する公立・私立・国立(中高一貫・高校併設・高校のみ)それぞれの偏差値分布から考える

 
その2:実質倍率(入りやすさ)の点から検討する

その3:進学率(入ってからの進路)の点から検討する


その4:中学受験・高校受験それぞれの準備・費用と、過ごし方編

 

その5:東大出たけどただの人の母の結論

 

1~4については、ある程度前提を絞って考察します。


つまり、中学受験をする層は色んな理由で選択をするものの、高校卒業後の進学先として、大学進学を念頭に、しかもなるべく良い偏差値の大学に入学することを目的としている、と仮定します。


なので、考察自体も良い大学に進学するために、中学受験と高校受験で違いがあるのか、また私立と公立によって違いがあるのか、という点で考察しています。

 

そのため、偏差値も高校入試で
50以上の学校に絞って考察しています。

 

下記みたいな記事をみると、そもそも日本の大学に進学するって、どうなの?という感じですが、留学を第一前提として過ごせる家庭というのも少ない、というか我が家は現時点では日本で過ごす、が前提なので一旦現実的な線にそって分析しました。

さすがに国でも危機感を感じて鋭意改善していくはず、と信じたい。。けど信じれるのかな?

  

*ちなみに、下記スライド、最近新著も出てばかりですし、分かりやすいし、広い観点から子供の教育を検討できるのでおすすめです。

 

引用:シン・ニホン”. AI×データ時代における. ⽇本の再⽣と⼈材育成. 安宅和⼈

https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2017/inv2017_04_02.pdf

 

 考察に使った資料については、各章で引用します。
何か気づいた点などあれば、ご指摘ください。
分析の前提に影響を与えると判断する指摘については、修正して考察しますが、軽微と判断したものは、ご指摘だけ有り難く頂く場合もありますが、ご容赦ください。

では、早速考察していきます。

 

〜都内で子育てするなら中学受験させたほうがいいのか? 〜その4:中学受験・高校受験それぞれの準備・費用と、過ごし方編〜

ここまで選択肢の多さ・入りやすさ・入ってからの進学率という観点から、中学受験・高校受験どちらがいいかをみてきました。これまでの分析については、以下をご参照ください。


その1:都内に存在する公立・私立・国立(中高一貫・高校併設・高校のみ)それぞれの偏差値分布から考える

その2:実質倍率(入りやすさ)の点から検討する

その3:進学率(入ってからの進路)の点から検討する

この章では、中学受験・高校受験それぞれをする場合の準備と費用と、中学受験・高校受験をした場合の小中高の過ごし方について考えたいと思います。

中学受験の場合、内申は参考程度、面接を実施している学校もありますが、当日の試験結果が合否に大きく影響します。


なので、試験対策としてどんな準備や費用が必要なのか、という点で考えていければと思います。

まず、まとめ表を下記します。

スクリーンショット 2020-02-12 23.45.04

高校受験について、都立高校受験の場合ですと、内申3割、当日の試験結果が7割の合否判断です。


内申点は絶対評価で、中学によって良い内申点がとれる、とれないはあるようですね。
また、内申点は各科目の成績の他にも課外活動に関する記載もあります。


私立高については、一般入試は当日試験の比率が高まりますが、内申点を元に決定できる第一志望優遇制度や併願優遇制度があるので、内申点がいいほうが何かとメリットがある制度となっています。


なので、高校受験については、試験対策及び内申対策として何が必要なのかという点で考えていければと思います。

まずは中学受験をする場合から。


準備について、私立・国立を目指す場合には、小4から入塾、小5の夏までに小6までの学習範囲を終わらせ、受験対策をする、というケースが多いようです。
通塾前提ですが、受験までに200万程度の費用がかかります。


都立中高一貫の場合だと、小5くらいからコースがスタートする場合が多いようで、この分準備期間・費用は若干軽減されます。


ただ、確実に受かりたい場合には、小4から通塾させるパターンもあるようです。
いづれも塾に通ったパターンで、うまく通信講座を組み合わせたり、過去問を自宅で行なう等、やりようはあるのだと思いますが。

入学後の費用ですが、私立は年間100万、中高一貫でみると6年間で600万、国立・中高一貫校は年間15万程度で、公立中学と大差ありません。

次に高校受験について。


都立校は内申3割、試験7割です。中学3年時の成績が加味されますが、ある程度授業での積極性やテストなどの成績も重視される形です。


準備期間については、ここは人によりけりで何とも言えませんが、早い人だと中学に入ってから通塾するケースもあれば、中3から本格的に準備するケースもあれば、様々です。


また、中学受験と比較して、通塾以外の手段もあり、子供も創意工夫で勉強方法を工夫する余地もあることから、1年間フルで通塾した費用として60万前後をみています。


国立・私立についても準備期間や費用については、受験対策期の過去問対策以外は大差ないかと思います。

 

入学後の費用については、私立は年間100万前後、公立は15万前後となります。

 

maxかかるパターンは、私立中高一貫校に行き、そこから大学受験で私立大学理系に進む場合でしょうか。


私立中に入るまでに200万、中高の学費で600万、大学受験対策の塾代で100万、大学の学費で年間120万程度で、1,380万円。

 

学校によってはその間留学とか、部活動等の課外活動もあるので、ここから更に費用がかかってくるイメージでしょうか。

 

minimumのパターンとしては、公立中学、公立高校、国立大学文系でしょうか。
この場合、中学の学費45万、受験対策費として60万程度、公立高校学費で45万、大学受験対策費として余裕を持って100万、大学の学費で年間50万程度で、合計450万円。

 

大学に入るまでの費用で比べると、私立中高一貫で900万、公立で250万、差額650万。
この差額に何の価値をおくか、ですね。

 

ただ単に国内大学への進学実績で見ると、私立中高一貫校が同じ偏差値でも圧倒的に有利で中学受験のほうが選択肢が多い、という関係はみられません。


元々学力がある子をもっと伸ばすため、多感な時期を一緒の仲間と過ごすため、教育方針に共感する、など進学実績以外のプラスαの部分にこの650万という価値を払う、という選択なのだと思います。

〜都内で子育てするなら中学受験させたほうがいいのか? 〜その3:進学率(入ってからの進路)の点から検討する〜

次に、高校からの進学実績をみていきます。
ここでも、市進学院さんのデータを参考にさせてもらいました。​

都内公立校の進学実績 都内国立・私立校の進学実績

 ただ、上記データの中に含まれない学校もいくつかあり、
そうした場合には各校のHPをみたり、こちらのサービスで確認しています。

 

 また、上記には市進学院さんの情報にある国公立20大比率の指標はなかったので、市進の表にない学校についてはこちらにある旧帝大+一工: 北海道、東北、名古屋、大阪、九州、一橋、東京工業大学(東大、京大を除く)指標で代替しています。


絶対値となっている学校で*マークの学校は当該指標を記載しています。 

その1、その2で選択肢の多さと入りやすさという観点での倍率をみて出た結論は以下の通りです。 

 

女子:

絶対数でみると選択肢は中学受験の方が多い。

でも倍率的には高校受験のほうが低い。
その子の個性とかで積極的に情報収集はして、本人やる気なら考えてみても良いかな。
でも、しなくても大丈夫かな。 

 

男子:

絶対数も倍率も高校受験のほうが多いし入りやすそう。
なんか部活動集中させたいとか、中高一貫校で特徴的な教育を
受けさせたいとかでなければ積極的に考えなくても大丈夫かな。 


これまでの分析について詳しく知りたい方は下記をご参照ください。

pappara84.hatenablog.com
 pappara84.hatenablog.comその2:実質倍率(入りやすさ)の点から検討する

この章で確認したいのは、中学受験対象校と高校受験対象校とで、同程度の偏差値であっても、進学実績に差が出てくるのか、という点です。
それで、その1/2の結論が変わるかどうか、という点です。

では、早速確認していきましょう。

まずは女子。

 

東大・京大合格者数から。
合格者は男女分からないので、あくまで学校比較にて。これは、

docs.google.com

を見て頂いた方が分かりやすいです。


特に私立校は、同じ偏差値でも学校毎に進学先にばらつきがあるので、気になる学校があれば、個別に数値を確認してください。都立の場合、偏差値66の平均合格者数(浪人含む)が5人で、65だと0.33となります。


66くらいまでの高校に入るとコンスタントに東大・京大合格者数を一定数輩出、という形です。国立は偏差値77までのお茶の水・筑波・学芸大がコンスタントかつ大量に合格者数を輩出しています。


併設校の私立でみると、私立志向、付属校志向があるのか、コンスタントに合格者が出ている高校は限られています。
(慶應、ICU、國學院久我山、創価、東京農業第一)

 

中高一貫私立でみてみると都立と同じく偏差値66くらいまでがコンスタントに東大・京大の合格者を輩出しています。都立・中高一貫校共に偏差値66で同じ、というのが何となく納得性があります。
(この場合、都立が9校で中高一貫校は15)

 

また、その2で私なら選ばない、とコメントした都立中高一貫ですが、両国・大泉以外はコンスタントに東大・京大の合格者を輩出しており、中高一貫で伸び伸び、進学はきめ細かく指導してくれて実績もある、という点が支持されているのかな、と圧倒的な倍率の高さは納得できた感はあります。


が、同様のきめ細かな指導を、他の都立中学高校にも展開していってほしいなと思います。次に、国公立20大比率ないしは旧帝大+一工でみていきましょう


都立高校の場合、偏差値58までがコンスタントに合格者数を出しています。


国立の場合も、対象校はコンスタントに合格者数を出しています。
一方、私立併設校の場合、東大・京大同様、偏差値に関わらず一部の高校しかコンスタントに合格者数を出していない、という状況です。
併設する大学に進学する率が高い、都内(私立?)志向があるなど理由があるのでしょう。


ICU、中央大学高校、國學院久我山、創価、成蹊、帝京、江戸川女子、東京農業大学第一、青稜、芝浦、東京電機大学がコンスタントに合格者数を出しており、偏差値62までの分布です。


中高一貫校の場合も偏差値62までの高校でコンスタントに合格者数を出しています。都立中高一貫校も偏差値58までコンスタントに合格者数を出しています。

 

次に、慶應・早稲田・上智の合格者数でみていきましょう。


都立では偏差値58までがコンスタントに合格者数を出しています。


国立でみると、東京工業高等専門学校は、合格者数はいませんが、理系志向・そのまま就職など恐らく他の要因があるので、ここではあまり気にしません。


次に、私立併設校。


国公立進学と比べると、幅広い高校で合格者を出していて、偏差値62くらいまでの各学校でコンスタントに合格者数を出しています。


玉川学園、かえつ有明はそれぞれ偏差値59、58ですが合格者数をコンスタントに出してます。私立中高一貫校でも、コンスタントに偏差値58までの各校でコンスタントに合格者数を出しています。


都内志向・私立志向、という形で私立校の場合、都立よりも私立への進学志向が高い、ものと推察します。都立中高一貫校も偏差値58までコンスタントに合格者数を出しています。と、結果を羅列してきましたが。。以下のような結果が言えるかと思います。

 

・確実にいえるのは、都立高校と、中高一貫の都立高校では、同じ偏差値であっても、進学実績は確実に中高一貫校の方が高い。
(←これ、そんなに差出しちゃっていいの?他の都立高校・中学にノウハウ還元しなよ、レベル)
 なので、同じ都立にいくとしても、中学受験でいくか(超高倍率なので、運もある)、高校受験でいくかは、要検討。
ちょっと、進学率をみて、そんなに都立の中学受験に準備がいらないのであれば、受けさせても良いかなと思いました。

 

 ・そして、都立と中学受験対象の私立で比較すると、同じ偏差値においては、都立の方が進学実績がいい。
 併設校の場合、併設校に進学する率が高いからか、高校入学時の偏差値と進学実績が連動していません。 

進学率と過ごし方両方を両立させるために中学受験を検討したいときに、その両方を両立できるのは、そのまま進学しても良いなと思える大学付属校にいくか、偏差値65くらいまでのある程度コンスタントに進学実績がある学校に入るか、だと思います。 

 

また、高校受験で私立を志望する、または併願する場合には偏差値だけでなく進学実績をしっかりみて選ぶべきですね。

 

・国立・私立中高一貫のトップ校は進学実績が抜群。

そう、なのでもし子供が勉強が得意そうで、偏差値65もしくは偏差値70以上のトップ校に入れそう、受験できそう、であればここを目指して、中高一貫で過ごす仲間をみつけて、大学受験に備えたり、色んな刺激を受けてもらう、みたいな感じなのでしょうね。

 

これを見ての結果ですが。。
高校受験・中学受験それぞれの準備や費用、あとは小中高どう過ごすか、というのも絡んでくるので次章で結論は出そうと思いますが、現時点ではこうです。

 

女子の場合:

多少中学受験の方が選択肢は多い。

ただ、進学実績で見た場合、都立中高一貫を除くと、私立と都立で大差ない、というか都立のがいいくらい。

進学第一で考えるなら、無理して受験しなくていい、でも都立中高一貫校は学校の授業だけで試験対応できたり受験勉強期間が短いなら、受けても良いかも。

あと、子供の成績とか適性として、トップ校を狙えるのであれば、更にその特性を伸ばすために、検討してもいいかも。

 

ということで、女子は以上。

 

続いて男子:

都立の場合、偏差値66の平均合格者数(浪人含む)が5人で、65だと0.57となります。


女子と同様、66くらいまでの高校に入るとコンスタントに東大・京大合格者数を一定数輩出、という形です。国立は偏差値77までの筑駒・筑波・学芸大がコンスタントかつ大量に合格者数を輩出しています。


併設校の私立でみると、私立志向、付属校志向があるのか、コンスタントに合格者が出ている高校は限られていますが、中高一貫校の併設校比率が多いからか、男子のほうが合格実績が多い学校が多いです。
(男子:開成、ICU、巣鴨、桐朋、学習院、城北、國學院久我山、創価、本郷、東京農業第一で偏差値65まで
 女子:慶應、ICU、國學院久我山、創価、東京農業第一)

 

中高一貫私立でみてみると都立と同じく偏差値63くらいまでがコンスタントに東大・京大の合格者を輩出しています。

 

ここは、女子と違うところで、男子のほうは中高一貫校のほうが東大・京大への合格実績が高くなっています。

ただ、同等の偏差値において、合格者数に大きな差はみられません。

都立中高一貫は、女子と同様、両国・大泉以外はコンスタントに東大・京大の合格者を輩出してます。

 

次に、国公立20大比率ないしは旧帝大+一工でみていきましょう


都立高校の場合、偏差値57までがコンスタントに合格者数を出しています。
国立の場合も、対象校はコンスタントに合格者数を出しています。
私立併設校の場合、東大・京大合格者をコンスタントに出している高校+αで、偏差値57のかえつ有明までがコンスタントに出している、という状況です。中高一貫校の場合も偏差値62までの高校でコンスタントに合格者数を出しています。
都立中高一貫校も偏差値58までコンスタントに合格者数を出しています。

 

次に、慶應・早稲田・上智の合格者数でみていきましょう。


都立では偏差値58までがコンスタントに合格者数を出しています。
国立でみると、東京工業高等専門学校は、合格者数はいませんが、理系志向・そのまま就職など恐らく他の要因があるので、ここではあまり気にしません。


次に、私立併設校。


幅広い高校で合格者を出していて、偏差値58くらいまでの各学校でコンスタントに合格者数を出しています。私立中高一貫校でも、コンスタントに偏差値62までの各校でコンスタントに合格者数を出しています。


都立中高一貫校も偏差値58までコンスタントに合格者数を出しています。

 

男子については、中高一貫校で多少東大・京大への進学実績がいいという傾向が見えました。
一方、私立の併設校比率が高い分、併設校で合格実績がみられる校数も多いという状況でした。

ただ、男子については選択肢・倍率共に高校受験のほうが選択肢は多く、進学実績の差も顕著という訳ではないので、その子の知識欲とかが高ければより伸ばすため、とか中高の過ごし方、という点で中学受験をするかどうかを検討する事になるのかと思います。 

〜都内で子育てするなら中学受験させたほうがいいのか? 〜その2:実質倍率(入りやすさ)の点から検討する〜

その1で、男女別x中学受験別x高校受験別での偏差値分布を見てきました。
その1の結論としては、以下のようにおいてます。

1.中学受験の方が全体的に偏差値は高め
2.女子は私立の中高一貫校比率が高めで、絶対数としても偏差値65までの高校に入りたいのであれば、中学受験したほうが絶対数も多い
3.男子は女子よりも中高一貫比率が少なく、偏差値◎以上の高校に入りたければ中学受験の方が絶対数も多い、ということもない。

 
その1の分析について詳しく確認したい方はこちらをご参照ください。 
→男女それぞれの子供がいる私の結論は以下です。

 

・女子はちょっと適性とか見て中学受験も検討したほうがいいかな。。
・男子は子供によっては中学受験のときに十分脳力が発達しない子もいると聞いた事があるし、偏差値だけでみたら選択肢も中学受験しないと狭まる訳でもないから、まあそのときになって本人の意思とかも確認して決めれば良いかな。

 
上記結論が出た事で、今度は中学受験・高校受験それぞれでの入りやすさ、という点について見ていきたいと思います。 
Part1でみてきた結論を更に補強するものになるのか、違った結論になるのか。。尚、ここでの分析は以下のように行なっています。 

 

1.倍率のデータは19年度の実質倍率かつ私立は基本的に1回目の受験倍率を参照。 

 

ちなみに、今回調査にあたり色々ネットで情報をみていたのですが、市進学院さんのデータがとても整っていて何度も助けられました。ありがとうございます。 

上記一覧の中で、国公立・都立中高一貫は各学校の19年度結果を確認しています。

 

 2.同じ偏差値分布の各高校について倍率を算出し、平均値を算出

google spread sheetで色々計算。 

 

では、早速分析結果に参りましょう。

 

中央値の倍率は、中央値までの学校に入るための平均の倍率(偏差値65であれば、偏差値65までに含まれる学校それぞれの実質倍率を対象校数で割る)で算出しています。

 

まずは女子から。



▼高校入試の実質倍率まとめ(女子)スクリーンショット 2020-01-23 0.04.46

 

▼中学入試の実質倍率まとめ(女子)
スクリーンショット 2020-01-23 0.06.10

 

高校受験全体の倍率は1.78倍、都立だけでみると1.51倍、私立が2.08倍、国立が2.54倍です。
中学受験全体の倍率は2.88倍、中高一貫校が2.15倍、併設校が2.36倍、公立一貫校が6.65倍です。


全体的に、中学受験のほうが倍率は高いです。中学受験の中央値66の倍率は中学受験全体で2.25倍、高校受験全体だと1.84倍です。


都立受験は各中学の進路指導で出来るだけ受かりそうなところを進めているから、過度な倍率にならないようになっている、という側面もあるとは思うのですが、私立だけでみてみても、「入りやすさ」の尺度でみると高校受験のほうが倍率が全体的に低いです。

 

あと、高校によって中学から入るときと高校から入るときで倍率が違います。
(例えば慶應・早稲田に入りたいなら中学の方が倍率低い、明治・青山は高校のが倍率低い


この辺も興味がある方は、別途スプレッドシートでみてみてください。

 

ちょっとこの分析をしながら都立中高一貫校の位置づけが謎になりつつあります。


倍率は圧倒的に高いものの、同位くらいの偏差値目線でいうと、高校受験で同程度の偏差値高校を目指した方が倍率は低い。


進学率が同程度の偏差値の都立と比べて圧倒的にいいとか、リーダーを育成する、みたいな教育方針、あとは中高6年間は伸び伸び育てたいけど私立は、、みたいな部分で人気なのでしょうか。

 

都の紹介ページをみてみても、差別化していく理由がちょっとわからないのですよね。
全ての都立中高に特色ある生きる力を伸ばすような教育を、という方針のほうが何となく安心するのは私だけでしょうか。。


話がそれましたが、中学受験・高校受験共に倍率的に必ず誰もが希望するところに入れるような数値ではありません。


第一志望があって、それより落とした滑り止めを受けるにしても、両方受かるかわからない、絶対安全ではない分布です。ただ、中学受験の方がより倍率は高く、高校受験の方が倍率は低い。


選択肢としては中学受験の方が多いものの、この倍率の差は少し考えさせられます。

 

次に男子。

 

▼高校入試の実質倍率まとめ(男子)


スクリーンショット 2020-01-23 0.10.00

 

▼中学入試の実質倍率まとめ(男子)


スクリーンショット 2020-01-23 0.10.52

 

高校受験全体の倍率は1.83倍、都立だけでみると1.62倍、私立が2.03倍、国立が2.67倍です。
私立を除いて、女子より若干倍率が高いです。


中学受験全体の倍率は2.99倍、中高一貫校が2.44倍、併設校が2.40倍、公立一貫校が6.65倍です。


こちらも、女子より若干倍率が高いです。

 

あと、中学受験について中高一貫校と併設校の倍率の差が小さい事も特徴的です。

 

あと、これもスプレッドシートを確認いただくと分かるのですが、男子の場合、私立でみると併設校に中学受験で入るよりも高校受験で入った方が倍率が全体的に低いです。
(開成、早稲田、巣鴨、桐朋、明治とか)

 

ということで、受験できる絶対数分布と、実質倍率という入りやすさでみた結論です。

 

女子:

絶対数でみると選択肢は中学受験のが多い。でも倍率的には高校受験のほうが低い。
その子の個性とかで積極的に情報収集はして、本人やる気なら考えてみても良いかな。
でも、しなくても大丈夫かな。

 

男子:

絶対数も倍率も高校受験のほうが多いし入りやすそう。
なんか部活動集中させたいとか、中高一貫校で特徴的な教育を受けさせたいとかでなければ積極的に考えなくても大丈夫かな。あと、中学受験するとしても、公立中高一貫校一本狙いはよっぽどその公立中高一貫校の理念とかに思い入れがなければ選択しないかも。

 

ちょっとその3で、高校受験・中学受験対象校の進学実績を確認するまでは、断定的なことはいえないですが、その1/2の結果を見て思うのは、偏差値だけで中学受験をしたほうがいい、ということはないなということ。

 

人生100年時代、日本の国力が相対的に下がって行く中でどう生き抜いて行くか(その方法がサバイバル的ながむしゃらではなく、先代達が積み上げてきた日本のよき資産を活かした楽しいものであってほしい)というところが大切で、その手段とか、吸収力の高い時期を何に時間を使ってくか、という問いなのかと思います。ということで、折り返し時点、その3では進学実績についてもみていきたいと思います。 

〜都内で子育てするなら中学受験させたほうがいいのか? 〜その5 東大出たけどただの人母の結論 〜

これまでの分析の流れは以下をご参照ください。

その1:都内に存在する公立・私立・国立(中高一貫・高校併設・高校のみ)それぞれの偏差値分布から考える

その2:実質倍率(入りやすさ)の点から検討する

その3:進学率(入ってからの進路)の点から検討する


その4:中学受験・高校受験それぞれの準備・費用と、過ごし方編

 

で、その4まで見てきて子供に中学受験させるのか、どうか、考えました。。

 

と思ったときに、私は自分の現状を考えずにはいられませんでした。。
私は、この大学進学先としては一番難易度の高い東京大学卒ということに。
そして、現在「東大出たけどただの人」として、日々育児と仕事に悩み、子供の教育についてもこんな記事を書くほど悩んでいる事に。。

 

なんていうんですかね、東大出たけど、それによってめちゃめちゃ将来が安定しているかというとそうでもないし、皆がじゃんじゃん稼げてるかというとそうでもない。

 

確かに大学時代の同級生の殆どは大企業に勤めたり弁護士、裁判官、公認会計士など資格をもっていて、中には取締役、社長、官僚として国際社会で活躍、という人たちもいる。


今でも大学の同級生とはたまに会ったりするけど、悩んでる人もいれば、色々順風満帆な人もいる。

 

私のファーストキャリアは総合商社で、入ってしまえば、そこから出身大学は殆ど関係なかったと思います。
少なくとも東大卒だからといって配属で有利になるということはなかったし、東大卒以外で自分よりももっと活躍している同期は沢山いました。

 

今の私の職場はウェブマーケティングのベンチャー企業で、社長は関西の私立大学出身で、学生から起業して会社を育て、株主兼社長として会社の権力と利益を一手にしています。
そして何人かいる取締役が学歴で重用されているかというとそんなことはありません。

 

何が言いたいのかというと、まあ今更言う事でもないのかもしれないですが、学歴が有利になるのは一回目の就職か第二新卒くらいまでの就職段階のみで、そのあとどうキャリアを積んでいくかはその人次第。
かつ、キャリアの成功=人生の幸せとは限らないし、今の子供達が就職する時代には就職以外に稼ぐ選択肢も増えているだろうということ。

 

では、学歴が全く意味がないかというと、そうではないけど、目的次第でいる場合もいらない場合もある。

 

同じ東大卒の同級生で、自分がみて活躍しているなと思う同級生に共通しているのは、大学入学時から意識高く活動していたな、ということ。


起業団体に入ったり、早くから自分の就職先や資格の希望と持っていた。
そして、そういう人たちは確かに東京の私立中高一貫とか国立大付属の出身者が多かった。


情報量とか、家庭環境とか、仲間の影響とか要因は色々あるのだろうけど、大学入学時に職業について具体的に考える環境があったのだと思う。

 

外資系金融機関とか、弁護士等の資格が必要な職業、グローバル企業の求人は今後も残っていくだろうし、そうした求人を満たせる要件には、学歴を得るために必要な能力も必要とされるでしょう。


持つものと持たないものの格差が広がっていくだろう中で、持つものとしての地位を極めていこうとする組織の中で徹底的に立場を維持・拡大していこう、という志向があるのであれば、コネクションを築きやすい環境に出来るだけ早く身を投じて、そこでのトップを目指して行く、という方法が良いかと思います。


そして、この競争は今後よりグローバルなものになっていくでしょう。

 

ただ、それには性格・テストが得意かという適性もあるので、安定的な未来を得るにあたっては、他の方法が適している場合も多分にあります。(=子供達の未来ではそれは安定的な組織に入る事ではなく、どんな環境でも食べて行ける力なのだと思います。)

 

例えば、私が今務めている会社の社長。小学校から小中一貫大学の私立に通っている御坊ちゃまだけど、大学は途中で行くのをやめて、学生時代から起業して、今や資産は◎十億円。


この人の場合、学歴とは全く関係ないところで成功してるし、他にもそういう人は沢山いるでしょう。

 

一方の私。。
地方出身で何となく社会に役に立ちたい、国際貢献したい、広い世界がみたいと思って上京したけど、上京早々酒と都会にまみれて、自暴自棄な生活に、就職は「企業活動が世の中を動かしている、そんな企業と幅広く関われる仕事」というモラトリアム的な理由で何でもありそうな総合商社を希望。


経理→営業→事業企画と一通りそつなくそれなりに没頭して仕事をしていたものの、しっくりこないのと、なんか自分のしたいことじゃない、という30代半ばにしては稚拙な理由で退社。


ベンチャーに入社するものの、入社1年目で早くも転職を検討しており、宙ぶらりんな状況。。

 

何が違うのかというと、やっぱり自分が何をして生きてくか、食べて行くか、という意識が漠然とした形でなくて、具体的な方法と手段で人生の早い段階から思い描けているかどうか、なのではないでしょうか。


思い描けてなくとも、社会に向けて具体的なビジネスとしてトライ&エラーを繰り返す経験を早くから繰り返している事。

 

良い学校に入る事、それは子供達が成人する頃にも、もしかしたらファーストキャリアの選択肢を広めてくれる事になるかもしれない。
何をして食べて行ったら良いかわからないときには、とりあえずいい学歴があれば、有利になるかもしれない。


でも、そこから得られるキャリアがその人にとって最善のものになるかどうかは、誰にも分からないし、最善でない場合に、どうサバイブしていくか、の能力が大切になってくるのだと思います。


学歴は目的の手段であって、目的ではない、ということ。
より大切なのは目的を早い段階で見つける事。

 

そして、その能力はどう身に付くかというと、複合的なもので、どういうポジションで食べて行こうと考える力だったり、逆境に強い力だったり、助けてもらえる力だったり、様々なもので、学歴があったり中学受験を経ないと得られない能力は多くないと思います。

 

纏まりきりませんが、東大出たけどただの人の私が子供に伝えたいのは、以下点です。

  • いつか仕事をして、自分の生活を自分で支えていくこと
  • 世の中には色んな仕事があること
  • 仕事は色々あること。長く働いてもあまり沢山のものが変えない仕事もあるし、ちょっと働くだけで沢山ものが変える仕事もある。
  • あと、自分がやっていて楽しい仕事もあれば、つまらない仕事もある。
  • 母も、自分にとって最適な働き方を模索している最中であること。
  • 中学受験をすることで、これから生きる事に必要な学び続ける姿勢が身に付くことに役立つかもしれないし、目的をみつける近道になるかもしれないこと。ただ、受験しなくても身につける事は可能であること。
  • 母が小学校のときみたいに、本読む事とかも知らなくて、放課後友達の家で時間つぶしたり、休日にやたら昼寝とかするよりは、勉強した方がいいかもしれない、ということ。
  • 受験勉強すると、結構これから3年間勉強する事になるので、他にやりたいことがあれば、それをやったらいいこと、ただ寝たり遊ぶんじゃなくて、何かしら興味をもって取り組んでほしいこと。

結論としては、子供に中学受験をする、しないを決める選択肢は与えます。
そして、中学受験をする場合の目指す学校としては、以下選択肢を与えます。
・御三家と呼ばれるトップ校
・国立
・都立中高一貫


あくまで、現段階なので、校風とかで靡くかもしれませんが、費用的にトップ校以外の中高一貫校であればかける費用と効果が進学率や生き抜く力にどう関わってくるのかという点で見合っているのかわからないこと、その分の費用を、ちょっと中学の学区が良い地区に引っ越す+キャリアを考える経験に投資する、方がいいのかな、と思っています。

 

小学生の子供がどこまでの判断力をもって決定できるかですが。


志望校を絞った上で、成績が全然合格基準に満たさなくとも、子供がやる、といった以上は挑戦はさせる、かと思います。

 

子育てってなにが正解で、かつ子供と親は人格が違う人間なので、子育てがその子にどう作用するかは分かりませんが、自分に出来る事と言えば、自分なりの仕事観・ワークライフのベストバランスを模索してくこと、その成功や失敗を子供に共有すること、キャリアについて早めに伝える事、世界には色んな選択肢があることを伝える事、だと思ってます。

 

さあ、この長かった分析も終わったので、私は引き続きワークライフのベストバランスを模索していきますよ。

ここまで読んで頂き、有り難うございました。

 

都内で子育てするなら中学受験させたほうがいいのか? その1:都内に存在する公立・私立・国立(中高一貫・高校併設・高校のみ)それぞれの偏差値分布から考える

では早速。都内に存在する公立・私立・国立(中高一貫・高校併設・高校のみ)それぞれの偏差値分布について見ていきます。

今回、使った資料ですが、以下要領でまとめています。

1.偏差値毎の高校名を以下サイトから抜粋
 https://xn--swqwd788bm2jy17d.net/tokyo.php?k_type=2

2.偏差値毎の高校数を手元で集計
 偏差値は全て中学受験時ではなく、高校時点の偏差値で集計しています。

3.分かる範囲で、高校入試が廃止になる私立校(豊島岡女子)・公立校
や男女共学になる私立校(芝浦)は変更後の前提で、各分類に算入

4.高校から入学可能な私立校については、普通科・本科の偏差値で集計。
(特進などのコースは今回算入していない)

 都内は男子と女子で募集定員や私立含めると別学の学校も多いので、男女別で考察していきます。

まずは女子から。


女子の場合、高校非募集の私立高校が多いから中学受験の方が有利だとか、最近では2022年度からの豊島岡女子の高校入試停止が話題になっていますね。以下に、偏差値に応じた校数の分布を纏めました。

▼高校受験対象校の分析(女子)画像1画像2

▼中学受験対象校の分析(女子)

画像3画像4

 

全体感でいうと、高校受験対象校数が131校、中学受験対象校数が77校、うち中学からしか入学できない校数が37校です。(私立中高一貫校+公立中高一貫校)

偏差値50以上の高校で比べた場合、最頻値・中央値共に中学受験対象校の方が高くなっています。


また、私立校の最頻値である偏差値65の高校数で比べた際に、高校から入学できる高校が39校(うち、都立が12)あるのに対して、中学受験対象の校数で見た際に、44校です。

つまり、中学受験対象の高校は、高校入試対象の高校に比べて、比較的偏差値分布が上位に分布しているといえる、絶対数でみたときにも、高校入試対象の高校よりも多く存在している、といえそうです

また、都立だけでみたときには偏差値65までの校数は12校と少なくなり、私立で高校併願を停止する高校が今後増えていくとよりその傾向は強まります。

また、女子校で限定すると、高校から入学できる学校は、慶應義塾女子、桐朋女子、江戸川女子、共立女子第二の4校と極端に少なくなります。

なので、女子校で偏差値50以上の高校に入りたい、という場合には中学受験をしたほうが選択肢が多い、ともいえます。

次に男子について。


先ほどの女子と比べると違いがあります。

 

▼高校受験対象校の分析(男子)画像5画像6

 

▼中学受験対象校の分析(男子)画像7画像8

 

全体感でいうと、高校から入学可能な校数が135校、中学から入学可能な校数が66校、うち中学からしか入学できない校数が21校です。

 

偏差値50以上の高校で比べた場合、女子と同様最頻値・中央値共に中学から入学できる高校の方が高くなっています。

 

ただ、中学受験対象校のの最頻値である偏差値70(偏差値64で同数校あり)の高校数で比べた際に、高校から入学できる高校でも24校(うち、都立が3、国立4)あるのに対して、中学受験対象の校数で見た際にも、23校です。

 

つまり、中学受験対象の高校は、高校入試対象の高校に比べて、比較的偏差値分布が上位に分布しているといえる、ただ絶対数でみたときには、高校入試対象の高校も同数かそれ以上のレベルで入学可能な学校も存在している、といえそうです。

 

中学受験対象校68校のうち、私立中高一貫校が12校と、女子の28校と比べて高校入学可能な併設校が多いことも特徴です。

 

私自身、男女それぞれの子供がいる、かつ地方公立組なので、ここまでみた感想はこんな感じです。

 

  1. 偏差値目線、つまり大学受験に向けて、を考えると、男女共に中学受験組の対象校は最頻値、中央値をみるに、高校受験組のそれよりも偏差値分布は高い。
  2. 受験可能な絶対値でみると、女子は中学受験対象校のほうが多く、男子は高偏差値の分布には中学受験組と同等の校数はある状況。。


なので男子は、中高一貫校の中でここしか入りたくない!みたいな高校がない限り、あまり中学受験にこだわらなくてもいいのでは、というところです。

 

ただ女子についてはちょっと悩みどころで、この分布を見て、あくまで偏差値目線での進学の選択肢を沢山あるところに、という考え方をすると中高一貫女子校の選択肢も多く、全体的な偏差値分布も高く絶対数も多い中学受験のほうがいいのかな、と思ったりしています。


最終的には子の適性とかによって受験するかしないかは決めて行くのでしょうが、検討はする、感じですかね。ふぅ。。私立なのでそれぞれの校風があって男女の違いが出てくるのも仕方ないのかもしれないですが、男女でこれだけ結果が違ってどちらかは家庭や本人の個性で選択してよさそうだけどどっちかはこっちのほうがよさそう、という結論になる状況というのはいかがなものか。。

 

まあ、偏差値x校数の分布だけではなんとも分からないので、次に、偏差値毎の倍率をみて、中学受験・高校受験それぞれを選択した場合の入りやすさ的なものもみていきましょう。

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